著者プロフィール:増沢隆太(ますざわ・りゅうた) RMロンドンパートナーズ(株式会社RML慶文堂)代表取締役。東京工業大学特任教授、コミュニケーション戦略家。人事コンサルタント兼大学キャリア教官兼心理カウンセラーで、東工大大学院では「コミュニケーション演習」の授業を行っているほか、企業では人材にも「戦略性」を重視する功利主義的アクティビティを提唱している。 4月になり、職場だけでなく通勤電車などでも新人と思しき人を見かけます。また、新たな道を考えたりする時期でもあります。特にキャリア選択がそうでしょう。 就職や転職など、キャリア決定をしなければならない時、「給与条件やポジション以外に、やりがいを見つけろ」とか「やりたいことや夢をあきらめるな」といったアドバイスを見受けます。あるいは「特技や経験、資格を生かして仕事を見つけたい」という前向きな意向もあれば、道を選びやすいでしょう。 しかし、「
![「やりたいことが特にない」人のキャリア選択](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2eb108d4e979e25ed423935b3c9dde3e725e089f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_business.gif)