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自己複製分子に関するshironunnのブックマーク (2)

  • 自己複製する分子、そして生命の起源

    さてこの3種の分子を混ぜたとします。ABは水素結合及びπスタッキングという力によってAとBを近くに引き寄せます。3分子は下の図のような形をとります。と、Aの脱離基とBの窒素が極めて近い位置(下中央)にやってきます。 要するにABはAとB2分子を引き寄せ、都合のよい位置に引っ張ってくることで、新しい仲間の誕生をアシストしてやっている(触媒作用)ということです。触媒であるABはどんどん増えてゆきますから、AとBが存在する限りABは加速度的に増えてゆくことになります。 Rebekらはもう一種類、似たような機構で増える自己増殖分子(A'B'としておきましょう)を発表しています。面白いことに、両タイプの合いの子(AB')は両親であるABやA'B'よりも効率よく増えてゆくことがわかっています。「藍よりも青し」を地で行くような話ですが、AB'は両親を超えた、あるいは「進化した」と表現してもいいでしょう。

  • 自己複製分子 - サイエンスあれこれ

    2009年06月20日 11:26 カテゴリサイエンス最前線〜進化 自己複製分子 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 地球上に最初に出現した生命とはどんなものだったと思いますか?現存するあらゆる生命は、遺伝情報を蓄えるのにDNA(ウイルスなどの一部の生命はRNAも)を使うことから、最初の生命もこれらの物質を遺伝情報の保管に使っていた可能性はかなり高いと考えられます。ただ、問題は、DNA(あるいはRNA)だけでは、その遺伝情報を複製することができないということです。そのためには、タンパク質でできた、複製反応を触媒する分子が必要なのです。ところが、そのタンパク質でできた分子の設計図は、遺伝情報としてDNA(もしくはRNA)に書き込まれているため、卵(DNA)が先か、鶏(タンパク質)が先かの有名なパラドックスに陥ってしまうという

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