必要な条件を網羅したチェックポイント 部下に企画を出すよう命じるときには、「何を求められているか」という企画の方向性を明示しないと、後の企画会議が空中分解するようになってしまい、部下たちの間で、「どうせ企画を出せといってもハズレなんでしょ」という空気がまん延してしまう。これを避けるために企画マネジメントが必要で、具体的には(1)背景・経緯、(2)現状の課題、(3)課題改善の可能性、(4)目標、(5)目標達成のためのアクションプラン、(6)経済性、(7)他に与える影響という7つの項目を順番にチェックしていくことが大切だ。参照記事 こうした7つのチェックポイントを提案する、眼鏡レンズメーカーのニコン・エシロールの元CEOの長谷川和廣氏は、現在経営コンサルタントとして活動している。 「どうしてボツなのか」を説明できかどうか 長谷川氏によれば、人材が豊富な大企業でもこのようなチェックポイントで精査
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