企業のWebサイトには、必ずといってよいほどそのサイト内をキーワード検索できる「検索窓」が用意されています。この検索窓はもともと明確な目的を持って設置されることが少なく、ユーザが満足するものではありませんでした。 しかし最近では、ユーザが必要な情報を探し出すといった面以外に、自社サイトにユーザをひきつけ、さらにユーザが求めているものを企業側が知るといった目的でも、重要視されつつあります。 この検索窓をどう活用していくかが、今後の企業のWebサイトの価値を含め、ビジネスの展開にも大きくつながっていきます。そこで本連載では、検索窓に対するユーザの不満を解消し、どのように活用していくべきかを解説します。 現在、企業がインターネット上に公開しているWebサイトは「企業の顔」としての情報を提供する場だけでなく、それ自体が企業の価値として認められてきています。各企業は、TVコマーシャルや電車内広告をは