グーグルが、Googleマップの新機能について情報を公開した。その背景にあるのは、パンデミックやCO2削減など、現在の状況を取り巻く変化への対応だ。それだけでなく、より高度な技術の導入も想定されている。 では、Googleマップがどのように変わろうとしているのか? 新機能を通して見ていこう。 2021年に「AIによる100以上進化」を予定 「我々の世界は複雑で、絶えず変化している」―― Googleマップ・プロダクトチームでトップを務める、同社・地図製品統括 副社長のデイン・グラスゴー氏はそう切り出す。 道路や建物は日々変化しており、そこへの対応は、地図サービスにとって宿命だ。さらに2020年以降、コロナ禍で街がロックダウンされて店舗が閉鎖されたり、開店時間が一時的に変更されたりした。そうした事情への対応や変更は重要なものであり、今こそ必要とされているものだ。