NECは3月19日、携帯電話のユーザーの位置情報と連携して、システムへのアクセス制限や通話料金の課金先の切替えなどをサービス提供者自身で設定できる新しい通話サービス制御システム「ロケーションコール」を開発した。 開発したシステムは、インターネット網に接続されるロケーションコールサーバと、通常の電話網に接続される汎用SIPサーバ、および発信者の携帯電話端末内のアプリケーションで実現。本システムにより、特定のエリアにおける新しい通話サービスを、通信事業者が提供するサービスに依存することなく自由に提供することができる。 システムの特徴は次の通り。 位置情報と連携したアクセス制御技術 サービスを利用するユーザー(発信者)が携帯電話端末上のアプリケーションを操作することで、通話サービスの利用要求と位置情報がロケーションコールサーバに送信され、ロケーションコールサーバがユーザーの位置情報に基づいて受付
![NEC、位置情報と連携した通話サービス制御システムを開発](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)