トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 並行在来線 三セク会社「三兎追う」 新幹線開業へ 県庁で正式設立 Tweet mixiチェック 2012年8月29日 並行在来線株式会社の看板を設置する谷本知事(右)と七野社長(中)、山岸副社長(左)=県庁で 二〇一四年度末の北陸新幹線金沢開業でJRから経営分離される並行在来線(現JR北陸線)を運営する県などの第三セクター会社「石川県並行在来線株式会社」が二十八日、登記を済ませ正式に設立された。県庁八階の新幹線・交通対策監室前に会社看板を設置。九月三日にJRと県からの出向社員十四人に辞令を交付し、開業準備を本格化させる。(室木泰彦) 会社は資本金の七割を出資する県主導。同社取締役会長に就いた谷本正憲知事と、県OBの七野利明社長、JR西日本出身の山岸勝副社長が看板を設置。谷本知事は「安全輸送と利便性確保、経営安定の三兎(と)を