僕もこれまでいろいろIPOを見てきましたけど今日すごすごIPO取り消し宣言をしたBATSグローバルほど笑えるIPOもありませんでした。 同社は所謂、ハイ・フリックエンシー・トレーディング(HFT)と呼ばれる、コンピュータを駆使した高速トレードの会社です。 同社は常時多数の銘柄を売り買いし、事実上、マーケット・メーカーとなっていることから「我々は全米第三位の取引所だ」と自称してきました。 しかしその実態はわずか140人で回している会社で、単にコンピュータに自動売買をさせているだけです。 そのような会社が「取引所」を名乗るのは誇大広告だし一般の投資家には紛らわしいと思います。 だいいちこの会社には公正で秩序だった市場を維持するだけのプロセス(実務手続き)がありません。 今日、BATSグローバルはモルガンスタンレーが主幹事でIPOの取引初日でした。 しかし朝方から同社のコンピュータの調子が悪く、