KDDI研究所は、携帯電話に搭載されたカメラを使って、携帯電話の動きなどを認識するBREWの拡張エンジン(エクステンション)「直感コントローラ」を開発した。 「直感コントローラ」は、携帯電話搭載のカメラと連携して、端末の動きを認識するもの。カメラで捉えた映像を高速かつ高精度に解析し、カメラのパン・チルトやズーム、ローテーションを判別できる加速度センサーや6軸センサーなしで、カメラだけを利用して動きを検知でき、端末の動きや傾きを認識。その結果をもとに端末を操作することもできる。 応用例として、端末を左右に傾けて複数の画像の表示を切り替える操作や、3Dで表示したナビゲーションシステムにおいて端末を左右に傾けて画面内の視点を動かす機能などが想定されている。 類似の機能を実現している企業は存在するが、KDDI研究所では「他社ではカメラで捉えた映像から特徴点を見つける方式があるが、今回は部分部分の動