2015年4月に日本市場に再進出を果たした米国発のメキシカンファストフード店「Taco Bell(タコベル)」。開業当時、東京・渋谷の日本1号店は行列が絶え間なく続き、入店するのに1時間待ち、2時間待ちはざらだった。熱狂を持って日本の消費者に迎えられたタコベルは今、どうなっているのだろうか(関連記事:米ファストフード「タコベル」、約20年ぶりに日本“再上陸” なぜ今?)。 「渋谷の大行列はオープンから3カ月ほどは毎日のように続き、半年ほど経ってようやく落ち着いた。今でも休日は列ができることもあるが、平日であればスムーズに入店できる」(アスラポート・ダイニング 経営戦略本部 TACOBELLブランドの宮田寛部長代理) 実際、記者が訪れた平日昼間の渋谷店は、冬休み期間ということもあって中高生や外国人観光客の姿が目立っていたが、それほどの混雑はなかった。 オープンから既に1年9カ月が経過している