こちらは実は自分が高校生の時に読みました。😊 文庫版の『南総里見八犬伝』 (文:平岩弓枝 画:佐多芳郎)です。↓↓ しかし自分が映画版を見たのは、それから約10数年後の30歳を過ぎてからです。 『南総里見八犬伝』と言えば、室町時代後期を舞台に、安房里見家の姫・伏姫(ふせひめ)と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とする長編伝奇小説です。 共通して「犬」の字を含む名字を持つ八犬士は、それぞれに仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉(仁義八行の玉)を持ち、牡丹の形の痣が身体の何処かにあります。 関八州の各地で生まれた彼らは、それぞれに辛酸を嘗めながら、因縁に導かれて互いを知り、里見家の下に結集します。 原作者の滝沢馬琴(曲亭馬琴)はこの物語の完成に、48歳から75歳に至るまでの後半生を費やしました。 その途中失明と言う困難に遭遇しながらも、息子宗伯の妻である
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