この連載では、さまざまなセグメントを紹介してきた。セグメントには大別して「セッションベース」と「ユーザーベース」の2つがある。自分でゼロからセグメントを作って、正しく機能するように設定するには、この2つの理解が不可欠だ。 今回は、「セッションベース」のセグメントの指定方法や、セグメント機能の条件設定時の利用の仕方について説明する。 「ユーザーベース」「セッションベース」とは?「セッションベース」のセグメントとは、特定の「セッション」(訪問)を絞り込むセグメントで、具体的には、 Googleの自然検索からのセッション(訪問)トップページを閲覧したセッション(訪問)などという条件でセグメントを分けられる。 一方、「ユーザーベース」のセグメントとは、特定のユーザー(ブラウザ)のすべてのセッションを抜き出すセグメントで、 (集計対象期間に一度でも)Googleの自然検索からのセッション(訪問)があ
今回はユーザーベースのセグメントについて焦点をあてる。GAセグメント2大分類のうち、最初のセッションベースのセグメントについては、前回の記事を参照してほしい。 GAセグメント2大分類①「セッションベース」でのセグメントを理解して達人を目指そう(第83回)前回も触れたが、「セッションベース」のセグメントとは、特定の「セッション」(訪問)を絞り込むセグメントで、「ユーザーベース」のセグメントとは、特定のユーザー(ブラウザ)のすべてのセッションを抜き出すセグメントだ。「ユーザーベース」のセグメントは、集計対象期間に一度でも条件に当てはまる行為をしたユーザーの、集計対象期間におけるすべての行動を抜き出すもの。つまり該当の条件に当てはまる行為をしたセッションだけでなく、その行為をしなかったセッションまで含むというところが、「セッションベース」のセグメントと大きく違うところだ。 「ユーザーベース」のセ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く