梅雨の季節には傘が手放せないが、インターネットも手放したくない。さあ、どうしたらいいだろうか? 慶応大学の研究グループが開発中の「インターネット傘」が、アメリカ、フランス、オーストリアで発表、展示され、フランスで行われたヨーロッパ最大のバーチャル・リアリティ・コンベンションで準グランプリを受賞した。 この傘を開発したのは、慶応大学政策メディア研究科博士課程2年の松本隆史さんと修士課程1年の橋本翔さん。傘の形状がキノコに似ているので、キノコの傘を意味する「Pileus」(パイレウス)と名付けた。傘の内側がディスプレイになり、柄の部分にデジタルカメラ、スイッチ、方位センサー、全地球測位システム(GPS)などが設置され、グリップをつかんで自在に操作できる。 「インターネット傘」には二つの大きな特徴がある。一つ目は、傘の内側に投影するプロジェクターと先端部分のカメラ、および画像をアップロードするウ
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