タイトルはかなり釣りです:-) まあ、間違えているかもしれないので内容の判断は自己責任で。 さて、元ネタはこちらなのですが、独自のモナド節を唱えていて非常に怪しい。と言うことで、怪しくならないように真面目に解説してみます。 ちなみに、このエントリでは数学のモナドではなくHaskellのMonad、つまりKleisli Tripleとして説明します。 元記事のどこが怪しいのか 元記事では「流れるインタフェース」がbindであるかのように書いていますが、ここが怪しいと感じます。「流れるインタフェース」は単なる関数合成(haskelでいうg . f)であり、クライスリ結合ではないと思います。後述するように、bindが提供するクライスリ結合は、違う型同士をくっつけられるという奇妙な性質を持つ合成です。 元となる圏 DOMエレメントとjQueryオブジェクトのみを含む任意の集合を対象(Object)