パナソニックは9月18日、ベッド型から車いす型に形を変えられるロボット「ロボティックベッド」を開発したと発表した。ベッドから車いすに移る際の転落の心配や介護者の負担を減らしながら、要介護者の活動範囲を広げられるとしている。 ベッド型ロボットに車いすを組み込んだ。ベッドの頭の部分がせり上がって車いすの背もたれに、足元部分が下に下りて足置きになる。 車いす形状では、人や障害物を回避する機能も装備。ベッド型、車いす型それぞれで、クッションを適した形に変える機能も装備。ベッド型のときには、寝返りをアシストし、床ずれを防止する。 第36回国際福祉機器展(9月29日~10月1日、東京国際展示場)に出展する。 関連記事 ロボットスーツ「HAL」、大和ハウスが独占販売 人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」を、大和ハウスが国内で独占販売する。大和ハウスグループが手がけてきた全国約2000カ所の介護・福