朝鮮総連の幹部会議で金正恩氏への忠誠と愛国教育の推進を宣言する神奈川朝鮮中高級学校の校長を映した映像。「カン・ムンソク校長」とのハングル字幕もある 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が昨年、北朝鮮の金正恩後継体制支持を決めた幹部会議で、神奈川朝鮮中高級学校の校長が先頭に立って正恩氏への忠誠と愛国教育の推進を宣誓していたことが9日、朝鮮総連が北朝鮮に送付したDVDの映像から分かった。同校は、拉致問題など日本に合わせた教育の実施を神奈川県に約束し補助金継続を取り付けたが、実際には3代世襲に基づく思想教育強化を宣言していたことになる。補助金や高校無償化適用への影響は避けられない。 映像は昨年7月9日、東京都千代田区の朝鮮総連中央本部で上級幹部ら394人が参加して開かれた「朝鮮総連中央委員会第22期第2次会議」の模様を映したもの。13分間のDVDにまとめ昨年10月、北朝鮮に送られた。北朝鮮の民主化に