昨日はマンガ大賞について書きましたが、そこで挙げたTop3のマンガは、それぞれマンガとしての“面白さ”に加え、知的好奇心も満足させるものだという話を書きました。 (昨日の記事はこちら 。) こうしたマンガの“面白さ”について考えてみると、“面白さ”自体は噺家の立川談志が落語で分類したように、やはり5つに整理されるのかもしれません。 この整理では“面白さ”は①道化、②ナンセンス、③ウイット、④ジョーク、⑤馬鹿に分類されます。 ①の「道化」はいわゆるチャップリン映画のような、動きの面白さです。 ②の「ナンセンス」は非常識や、理解しがたいことへの笑いで、③の「ウイット」は知的で機知に富んだ言動への笑いを意図しています。 ④の「ジョーク」はよく練られたユーモアを含んだ笑いで、⑤の「馬鹿」は状況判断ができない人が場にそぐわない言動をする笑いです。 意識して見てみると、落語だけでなくマンガにも①~⑤の