阿波・徳島の伝統工芸「大谷焼」 江戸時代後期、安永9年(1780年)に、四国八十八ヶ所霊場の巡礼に来た豊後の国(大分県)の焼き物細工師・文右衛門が、ここ大谷村において、蟹ヶ谷の赤土で作ったロクロ細工を披露し、時の庄屋森是助が、素焼窯を築いて、焼きたてたことが起源と伝えられています。 その昔は、阿波藍を寝かせるための大甕(おおがめ)が盛んに焼かれていた時代もありました。今もその伝統は息づいていて、身の丈ほどもある甕や睡蓮鉢の大物陶器の大きさと、それを焼く登り釜は、日本一と評されています。 近年は民芸調の雑器をはじめ、オリジナリティ溢れる芸術品まで、暮らしの中に息づいてきた素朴な温かさを大切にした作品が次々と生まれています。 平成15年9月に、国の伝統的工芸品に指定されました。 大谷焼の伝統的技法「寝ロクロ」 「寝ロクロ」と呼ばれる技は、大谷焼の大物陶器作りの手法です。その名の通り、寝ながら足
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く