サイベースの情報系専用RDBMS・Sybase IQのデモを見てきた。 ノートPCにインストールしたSybase IQが、1億件x数万件x数万件x数万件の結合と集計を5秒でこなしていた。 同社の汎用DB(Sybase ASE)は同等の処理に80秒かかっていた。 一般的なRDBがレコードをページに格納するのに対して、Sybase IQはカラムをページに格納する。 データをヨコ切りしないで、タテ切りしてディスクに書くわけだ。するとクエリに関係のない不要なカラムまで読み出して捨てる手間が省ける。これが速い理由の一つ。 ホワイトペーパーを引用すると 以下のような条件を想定してみます。 テーブルは1ローあたり800バイト、1000万ローからなる 性別・州・保険の加入状況のカラムがある 「カリフォルニア州で保険に加入していない男性」を検索する 汎用なRDBMSの場合、ロー単位のアクセスですから、800