東京国際アニメ祭2010秋ではいくつかのシンポジウムが行われましたが、その中で主催者による特別講演が「日本のアニメーション産業の現状と未来」というテーマで行われました。 パネリストは一般社団法人日本動画協会理事長の布川郁司さん、モデレーターは専修大学ネットワーク情報学部教授の福富忠和さん。布川さんは「BLEACH」や「NARUTO-ナルト-」を制作しているstudioぴえろの社長でもあります。 現在の製作委員会方式を中心と知るビジネスの事情や、海外市場の現状など、様々なアニメ産業の現状と未来が語られたシンポジウムの内容は以下から。 日本動画協会作成の「アニメ産業レポート」のデータなどを使いつつ、アニメ産業の現状分析が行われました。左に座っているのが福富さん、右に座っているのが布川さん。 ◆アニメのビジネスモデル これは日本動画協会会員対象に行われた売上アンケート結果。2006年をピークとし
![ビジネス構造が変容を迎えつつある「日本のアニメーション産業の現状と未来」を動画協会理事長が語る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8ad3f651e44ca02f2294005522273a28e60e1ca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2010%2F10%2F23%2Fjapanese_animation_industy_tiaf2010autumn%2FP1590276.jpg)