昭和大学 発達障害の感覚過敏の原因は? 自閉スペクトラム症と注意欠如多動症で共通していた脳内結合の問題 大学ニュース / 先端研究 2020.10.26 11:00 昭和大学(東京都品川区/学長:久光正)の太田晴久准教授(発達障害医療研究所/ 所長:加藤進昌)らの研究グループは、感覚過敏と関連する脳白質神経線維走行(脳内結合と関係)の障害が、自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)で共通して脳梁において認められることを報告しました。本研究は、感覚異常をはじめとする発達障害特性の原因について、診断カテゴリーにとらわれずに究明していく必要性を示したものです。 本研究結果は英科学誌の『Molecular Autism』(2020年10月19日オンライン掲載)に掲載されました。 自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)は共に神経発達障害の一種です。ASDは対人コミュ