知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。 ※ 「翻訳出版」カテゴリのエントリーは、過去を振り返って書いています。 契約締結が完了し、いよいよ翻訳に取りかかることになった。原書はA5判より少し大きい判型で約370ページ。 普段、日本人の著者に執筆を頼んでいるときは、本文が完成するまでが大変で、「参考文献、リストアップしておいてくださいね」とか「あとがき、どうしますか?」なんていうのは、私にとってはゴールが見えてきて嬉しい段階である。なのでその感覚で、本文の前に謝辞や推薦文などが10ページ以上あったが後回しにすることにした。 とりあえず本文から訳し始めたが、今の私は翻訳家として食べているわけではない。契約書やマニュアルを訳していたこともあるが、今は友人知人に頼まれて手紙やメールなどを訳したりする程度である。話すほうは問
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