市場の後発サイトがとるべきEC戦略3つの基本 - 特定セグメントでのリーディングカンパニーを目指そう EC市場が一段落している中、既にシェアを大きく持っているそのジャンルの先行企業が明確になってきているケースも多いだろう。ジャンルによってはリーディング企業が複数あり切磋琢磨しているケースもある。リアルを含めた売上高ではリーディングカンパニーではあるが、オンラインでは他の企業が優位に立っているケースもある。そのような、ECで後塵を拝している企業(多くの場合EC後発企業)はどのようなEC戦略をとるべきなのだろうか。今回はそのような視点で戦略を考えていく。 ※この記事はある条件下においての論説であり、全ての場合にあてはまるものではないことをご了承いただきたい。 後発サイトが置かれている市場環境 リアルではリーディングカンパニーなのにオンラインではどうにも競合に勝てない企業において、経営層からはE
みなさんは自社ECサイトのカート放棄金額をご存知ですか? これまでお会いしてきたECサイトの担当者の皆さんのほとんどが、この問いかけに答えることができませんでした。恐らくこのブログをご覧の多くの方がカート放棄金額を把握していないのではないかと思います。 驚くほど多いカート放棄金額 まだ2週間程度のログしか溜まっていませんが、アパレル系ECサイトの実数値で見てみましょう。 xross dataは、カート投入イベントやカート放棄イベントで商品情報と商品単価をタグに代入すると、そのデータを元にカート放棄金額を算出するレポート機能を持っています。 以下は、そのカート分析レポートの一部ですが、これを見るとカート放棄金額が9千万円を超えていることが分かります。 2週間でこの金額なので、1ヶ月間だと2億円です。季節によって単価が変わりますが、1年で大凡24億円近い金額がカート放棄されることになります。
新規顧客を逃さないECサイトデザインECサイトの構造はとっても複雑。ユーザーは好みの商品を検索し、その中から実際に購入するものを比較・検討・選択、さらにフォームに入力するというプロセスを経て、ようやく購入完了となります。オンラインショッピングに慣れている私でも、新規サイトでは苦労することが多いです。そこで使いやすいECサイト、特に新規客に優しいサイトデザインとはどんなものなのか、考えてみました。 目的の商品ヘ素早くアクセスEC サイトはスピード勝負だとよく言われています。それはページの読み込み時間という体感速度はもちろんですが、いかに簡単に目的のページに到達できるかも大切です。特に何が欲しいのか決まっているというユーザー層は、急いでいるわけではありませんが、そのサイトに長居するつもりはありません。目的の商品を素早く表示するのはもちろん、色や型などが一致しているかどうかを判別しやすくするため
「感情価値」をネット上で表現したい 小野:現状EC、インターネットの中において、ナンバーワンの部類であろう楽天さんの詳細について、北川さん、プレゼンテーションをよろしくお願いいたします。 北川拓也(以下、北川):はい、こんにちは。楽天の北川と申します。僕は普段、ビッグデータとかデータサイエンスの担当をしておりまして、そういった観点からも、これから僕らがどう展開していこうとしているかをお話しします。大先輩の前で何の話をしようかと結構考えたんですが、とりあえずは、オフラインとオンラインの購買の違いみたいな話をさせていただければと思います。 (ヤフーの)小澤さんや川邊さんは特によくご存じかと思うんですが、僕はとにかく女性とのコミュニケーションが苦手です(笑)。女性の気持ちはなかなかわからない、みたいな、残念なお知らせがありまして。ただ、せっかくインターネット界隈の一員になったので、僕もそこをちょ
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