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医療と社会に関するsigel1のブックマーク (2)

  • 飲食を絶ち、自ら死期を早める患者たち

    (この話に登場する人物にモデルはいますが、仮名を使うなどご人とわからないように詳細は変えて書いています) 医師は誰しも過去に苦々しい経験をしています。もちろん私にも、どうしても忘れられない出来事があります。 それは、外科医のように上手くいかなかった手術や、内科医のように病気を見過ごしてしまった出来事ではありません。以前働いていたホスピスで、患者の死に加担してしまったのかもしれないという疑念を、今もずっと振り払えないでいるのです。 ホスピスに入院してきた末期がんの患者ホスピスでは毎日のように末期のがん患者が亡くなっていきます。医師である私は、患者が苦痛なく最期の日が迎えられるように、できる限りの治療をしてきました。 「緩和ケアは死を早めたり、引き延ばしたりしない」ように治療、ケアにあたるのが、ホスピスで働く上で大切なことでした。無理な延命治療で、患者の苦痛を長引かせてはなりません。また反対

    飲食を絶ち、自ら死期を早める患者たち
  • 行方知れずになること、「徘徊」と呼ばないで:朝日新聞デジタル

    認知症がある程度進行してくると、自分がいる場所がわかりにくくなったり、時間の感覚がわかりにくくなったりする「見当識障害(障がい)」が見られます。この見当識障害が原因で、いま自分が歩いているところが突然、わからなくなり、「どうしよう」と頭が真っ白になって、うろたえながら帰り道をさがす。こんな行動を「徘徊(はいかい)」と呼んでいます。 このとき、軽い意識混濁を伴う「せん妄」の状態になっている人も一部にはいますが、一般の人がイメージするほど「ぼんやり」と出ていく人ばかりではありません。帰り道を必死で探しながら「行方知れず」になっている人が実は多いのです。 おれはまだ大丈夫なはず・・吉川英雄さんの困惑 10年ほど前の事です。当時78歳のアルツハイマー型認知症(中等度)の吉川英雄さん(仮名)は、年齢に不相応なほど体力がありました。早くを亡くし、娘さんと同居し、これまでずっと朝夕の1人での散歩を日課

    行方知れずになること、「徘徊」と呼ばないで:朝日新聞デジタル
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