銀座の「かりんとう たちばな」もかりんとうの専門店。扱っているのは細い「さえだ」と太い「ころ」の2種類のみで、どちらもつややかに飴がけされています。一見堅そうですが口に含むとサクッと折れます。朱色に橘(たちばな)をあしらったさり気ない缶とガラス細工のような飴がけのかりんとうに銀座らしさを感じます。 同じく艶やかな飴がけのかりんとうで知られるのは、湯島の「花月」です。「かりんとう 小桜」も合わせてかりんとうの「御三家」としている雑誌なども見かけますが、共通しているのはいずれも親しみがありながら上品さも兼ね備えているところ。 多くの場合かりんとうの賞味期限は約2ヶ月になっていますが、早く食べるほど美味しいようです。手元に届いた出来立てのかりんとうは、できるだけ新しいうちに食べきってしまいたいものです。このほかにもとろろを使ったしっとりしたものや天然酵母で熟成発酵させて作るものなど、東京には美味