2009年は178万人、減少していたフリーターも不景気で再び増加へ・フリーターの推移をグラフ化してみる 先に【前年比マイナス32万人、派遣社員受難時代到来…非正規社員の現状をグラフ化してみる】などでも取り上げたように、総務省は2010年2月22日、2009年における労働力調査(詳細集計)の速報結果を発表した(【労働力調査(詳細集計) 平成21年平均(速報)結果:発表ページ】)。そこには2009年、あるいは2009年を含む過去数年間における、日本の労働環境や雇用問題における各種データが盛り込まれている。今回はその資料から、「フリーターの推移」についてチェックを入れてみることにする。「派遣社員問題」のクローズアップ化やその後の雇用全体の軟調化でやや影をひそめた感のある「フリーター問題」だが、3年ほど前の状況【フリーター・ニートは減少中、ただし年長フリーターは……労働経済白書から】からどのような