「日本初の“にぎわっている”仮想空間を目指す」――スクウェア・エニックス(スクエニ)の100%子会社スマイルラボは9月29日、2D仮想空間「Nicotto Town」(ニコッとタウン)の正式版を公開した。ユーザーが活発に行動するほどアバターアイテムが手に入りやすくなるという仕組みでサービスを活性化し、有料アバターアイテムや広告で収益を確保する計画だ。 ニコッとタウンは、Webブラウザで楽しめるFlashベースの仮想空間。アバターを操作して町を歩いたり、チャットしたり、トランプなどのカジュアルゲームをプレイしたり、ブログを書いたりできる。 サービスの核となるのは、仮想通貨で購入する洋服などのアバターアイテム。仮想通貨は無料版と有料版があり、無料版は、ゲームで勝ったりブログを書くなどするともらえる。 アバターアイテムは「4カ月かけてデザインし、縫い目も再現した」(スマイルラボの伊藤社長)という