アトピー性皮膚炎の患者様を悩ませているのは、単にその皮膚の症状の辛さだけではありません。 良い医療機関、優れた医師に患者様が集中する日本においては、患者様が自分に合った良いドクターに出会えて十分な診療時間が確保でき、十分なコミュニケーションが得られる確率が非常に低いのです。 わたし、竹原和彦は2020年3月末、金沢大学皮膚科学教室教授を定年退職し、このたび訪問診療専門のアトピー性皮膚炎診療を始めることにいたしました。 金沢大学皮膚科教授時代には常時1000名以上のアトピー性皮膚炎患者様の主治医を務め、25年間では推計数万人の診療をしました。また、わたし自身が提唱した「アトピービジネス」問題も社会の大きな関心を集め、その解決に尽力してきました。(Q&A21、Q&A22 参照) そして、今回今までになかった新しい形でのアトピー診療を提唱することにしました。すなわち、首都圏、中京圏、関西圏を中心
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