来週は裁判所も12月29日から休みに入り、お正月をはさむので、このコーナーも今回が今年最後です。次回の更新は、2006年1月9日になります。「毎週楽しみにしてるのに」という人(そんな人いるのか?)のために、裁判の本を紹介しましょう。 KKベストセラーズから出版された「法廷絵師は見た!」がおすすめです。筆者は、TBSの法廷画家だった大橋伸一さん。裁判傍聴に関する本はたくさんあるけど、法廷画がメインの本は初めてじゃないかな。ここ10年の有名な事件はすべて網羅されています。とにかく圧巻。 さて、今回の傍聴記は12月19日に行われた、“監禁王子”の初公判です。ここまで変な人を見たことがないですね。 逮捕当時は「小林泰剛」でしたが、拘置中に結婚、離婚、以前の「石島」に改姓といろいろあったらしく、裁判では被告人の名前は「小林華澄こと石島泰剛(旧姓小林)」とややこしいことになってました。 58枚