東京から上越新幹線で越後湯沢へ。越後湯沢から定額タクシーで約20分。今回ご紹介するのは、閑静な山あいの温泉地・大沢山温泉(おおさわやまおんせん)に、2014年にオープンした 里山十帖(さとやまじゅうじょう)。新しい旅のスタイルを発信するお宿で、冬の時期の雪見の露天風呂は息を飲むほどの美しさです。 出迎えてくれるのは重厚な扉。雪国ならではの二重のエントランスを入ると、目の前に、総欅(そうけやき)総漆塗りの広々としたレセプション棟があります。 天井の梁(はり)は高さ10メートル。釘を使わない小屋組(こやぐみ)の吹き抜け。 およそ150年前に立てられた古民家を移築して造られた里山十帖。2014年、温泉施設では初となるグッドデザイン賞ベスト100にも選ばれました。 12部屋あるモダンな客室は、どのお部屋も趣向を凝らし、宿泊客が飽きないようすべて違うタイプになっています。さらに部屋に合わせたかぐの数