ベトナムの首都ハノイで押収された、食用としてトラックで輸送されていた猫たち(2015年1月27日撮影)。(c)AFP 【2月4日 AFP】猫肉食が禁止されているベトナムで、中国から食肉用に密輸された猫数千匹を押収した当局が、密輸品に関連する法律に従い、猫たちを埋めて処分したことが明らかになった。猫たちの多くは生きたまま埋められたとみられている。 警察当局は1月29日、首都ハノイ(Hanoi)で計3トンの生きた猫が押し込められた竹かごを積んだトラックを押収した。押収した当初、猫をどう扱うかについては決まっていなかったが、4日に警察関係者がAFPに語ったところによると、密輸品に対する法規定に従い、猫たちを埋却処分したという。 ハノイ・ドンダー(Dong Da)地区のある警察官は匿名で「猫たちは中国から持ち込まれたもので、原産地を示す正式書類もなく検疫もされていなかった。何匹かは死んでおり、悪臭