混雑したスーパーのレジに並んでいると、「なんだか隣の列はスムーズに流れてる...!」と感じることはありませんか? 果たしてこれは気のせいなのか、本当にそうなのか? 「The Engineer Guy」こと、米イリノイ大学のBill Hammack氏が、この謎について説明しています。 Hammack氏は、冒頭動画において、19世紀ドイツの電話技術者によって行われた電話交換の研究を引用しながら、現代の銀行窓口やスーパーのレジの列の仕組みを説明しています。 ある時点で、窓口やレジに多くの人が押し寄せると、キャパシティオーバーとなり、遅れが発生するものですが、それぞれに列を作らせると、この状況が悪化するとか。これに比べて、「フォーク型」と呼ばれる、一列に並ぶ仕組みにしたほうが、3倍もはやくなるそうです。なぜなら、ひとつの窓口・レジで遅れが生じても、他の窓口・レジでカバーできるから。また、「フォーク