中古カメラ市に若い女性客が多かった件 :Heartlogic
中古カメラ市に若い女性客が多かった件 所用で有楽町に行ったついでに、松坂屋銀座店で開催されていた「銀座中古カメラ市」に行ってみた。この手のイベントは松屋銀座の「世界の中古カメラ市」が有名でありたぶん元祖なのではないかと思うのだけど、松坂屋も一緒に中古カメラ界を盛り上げましょう、ってところなのでしょうか。 イベントの内容は「中古カメラ市」というよりは「クラシックカメラ市」と言った方が的確で、全国の中古カメラ店が集まって古いカメラをずらっと並べている。デジカメはほんの一握りで、ローライの二眼レフとか昔のライカとか、蛇腹式のカメラとか、50年以上前のカメラがずらっと並んでいる。 そんな会場に集まるのは爺さんが多い、というか以前に行ったときには爺さんだらけだった気がしたんだけど、今回は若い女性の姿が目立った。2、3人ぐらいのグループで品定めをしていて、カメラ屋の親父も「蛇腹が破れてもウチには腕のい
私の写真論 『風の旅人』 編集長 佐伯剛
『風の旅人』 編集長 佐伯剛による、写真に対する考察今日、写真学校に通う若い人の写真の売り込みを受けた。最近は、写真の売り込みに関しては、電話など安易な方法を取る人のものは忙しくて対応していられないので受けていないが、アポもなく、匹夫の蛮勇で大阪からやってきたと言うので受けた。 彼は、比較的硬派の写真を撮る写真家を多く輩出している学校の生徒だ。 一目でその学校の先生の影響を受けている写真だとわかった。しかし、彼は、自分の写真と活躍している先輩写真家との違いは、「人との距離感」にあると言う。 街角で撮影したい人に声をかけて、それから撮る写真というのは不自然だと彼は思っているらしく、街角で通りすがりの人のすぐ傍から厚かましく撮っている写真が多い。 そして、相手に躊躇することなく距離を詰められることが写真表現を行ううえでの自分の特性だと思っている。写真学校の先生などでも、それが写真家とし
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