福島第一原発1号機爆発時、90人被曝か2011年3月13日0時26分 印刷 Check 鉄骨がむき出しになった福島第一原発1号機の建屋=東京電力提供 原発事故が起こったら 経済産業省の原子力安全・保安院は12日、東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所1号機(福島県大熊町)で、午後3時30分ごろに爆発音を伴う水素爆発が起きたことを明らかにした。枝野幸男官房長官は同日夜、原子炉の安全性を保つ格納容器は損傷しておらず、今後の損傷を防ぐため、容器を海水で冷やすよう指示したことを明らかにした。一方、福島県は同日、近くの高校のグラウンドにいた3人が被曝(ひばく)していたと発表した。3人を含む90人が救助を待っている間に爆発が起きており、県は全員が被曝した可能性があるとみて検査する。 政府は福島第一原発の避難を指示する対象を従来の半径10キロから半径20キロに拡大した。枝野氏によると、そ