こんなことでは、いまだに多くの人がハッカーによる被害を受けているのも無理はない。 パスワード管理アプリを開発する米スプラッシュデータ社によれば、今年最も多く使われたパスワードのランキングでトップに輝いたのはなんと「Password」。昨年に引き続く「快挙」だ。 2位は「123456」、3位は「12345678」で、これも昨年と同順位。「年を追うごとにハッキングの手段は高度になっているとはいえ、やはり安易な標的ほど狙われやすい」と、スプラッシュデータのCEO(最高経営責任者)であるモーガン・スレインはコメントしている。「もう少しパスワードの選び方を考えれば、はるかに安全になる」 IT専門誌PCアドバイザーによれば、ハッカーから身を守るため権威に頼る人が多いせいか「jesus(イエス・キリスト)」も人気パスワードの上位だった。その他、「ninja」「mustang」「password1」なども