ブログネタ:戦国時代 に参加中! 前回とりあげた『おあむ物語』。(⇒こちら参照) 関ヶ原の戦い時に大垣城にいて、男たちが戦場でとってくる敵の首に死化粧をほどこした、という実に生々しい描写が印象的でしたが、この『おあむ物語』には、おあむの幼少期の貧乏生活の模様が書かれており、さらにはそれを述懐するおあむの説教メッセージも載っています。 現代にも共通する(かもしれない)おあむばば魂のメッセージを、ばばに代わってこの私がお届けします(笑)。 ※ちなみに写真は茨城県にある間宮林蔵の生家です。一つのイメージとして、ということで。 ■貧しきおあむの幼少期 おあむは幼少期は近江(滋賀県)彦根に住んでいました。父親である山田去暦は300石取りの身分でしたが、実はこの時期が戦国武士にとってはなかなかつらいところ。何しろ、戦が多く、去暦もあっちこっちへ転戦していたのです。そして、そのたびに自分の知行地分の部下