in the plastic park 2011年02月26日去る2月24日、ジュンク堂書店池袋本店にて、両氏とも文芸評論家である山城むつみと神山睦美のトークセッションが開催された。その名も＜～ムツミの対話～小林秀雄が書かなかったもの――21世紀のわれわれ日本人がドストエフスキーを読むということ＞。 山城むつみは東海大学の文芸創作学科の教授であり、1月の末だったか、そこに行ったときに知りあった。電車の中でであるがいろいろと話をすることもできた。その山城さんがジュンク堂で何かやるらしい、と聞きおよんで、さっそく予約をして行ってみたというわけだ。けっこうおもしろかったのでざっと感想みたいなものを書く。 講演、ないし今回のようなトークセッションは、ジュンク堂では普段はカフェとして使われている部屋というかブースみたいなもので開催されるわけだけれど、到着してすぐに、そこに聴衆がぎっしり詰まっていることに驚いた。定員の50名がほぼ埋まったということらしい。山城む
