日本年金機構は先月8日、最初に不正アクセスを確認した後、ウイルスに対するワクチンを職員のパソコン全てに配布しましたが、その後、別のタイプのウイルスが送られ、感染が広がっていたことがわかりました。 「日本年金機構の全端末にワクチンを送り込む処理ができまして、その後、さらに複数のウイルスに感染した状況がわかりました」(日本年金機構 民主党の部会 2日) 18日までに別の職員がメールから感染したウイルスは、ワクチンで対策をとったウイルスとは違う種類のもので、ワクチンが効きませんでした。 年金機構は、情報が流出した人のうち、年金番号、氏名、生年月日、住所の全ての情報が流出した年金の受給者について、優先的に3日におわびの文書を郵送することにしています。 一方、年金受給者でつくる全日本年金者組合は、厚生労働省前で情報が流出したことに抗議をしています。(03日11:24)