【ソウル時事】韓国旅行業協会は22日、韓国を訪れる日本人観光客が、2012年8月の李明博前大統領の島根県・竹島(韓国名・独島)上陸で日韓関係が悪化して以降減少し、特に最近の円安や朝鮮半島情勢の緊迫化も重なって激減していると明らかにした。協会は既に文化体育観光省に広報活動など観光客誘致費用の支援を求めた。 協会によると、12年10月からは訪韓する日本人観光客数が毎月、前年比で30%以上減少。12月には旅行会社を通して韓国を訪れた日本人は前年比41.3%減、今年3月19日〜4月15日の業界上位19社を通した訪韓日本人観光客数(暫定値)も、前年同期比で33.4%減となった。