本荘修二(新事業コンサルタント) 【第5回】 2008年07月31日 世界のガンプラマニアを魅了! バンダイホビーセンター驚異の感動創造術 静岡鉄道長沼駅に着くと(JR東静岡駅からだと徒歩で8分ほど)、壁面のガラス越しに大きなガンダムの絵が見えるバンダイホビーセンターが姿をあらわす。ここは、2006年に旧静岡工場(静岡ワークス)より移転、稼働を開始した、『機動戦士ガンダム』のプラモデル=ガンプラの聖地である。 宇宙コロニーをイメージさせる近未来的な建物は、ガンダムと同じ高さ18メートル。カーブを描く壁面に配置された大型のソーラーパネルは、年間5万6000kWhの太陽光発電を行っている。 ホビーセンターの従業員は、なんとガンダムに出てくる地球連邦軍のような制服姿。トイレは白・青・赤・黄のガンダム・カラー。工場内にはザク(ジオン公国軍のモビルスーツ)風の無人フォークリフト。射出成型機の塗