多くの被害を目の当たりにしながらもなお、命がけで出社する日本人の姿に、日本人自らが首をかしげているようです。 そんな中、クズの姿勢としては、台風だから休む、ではなく、気圧が低いから休む、という文化を浸透させなければ未来はありません。 台風とは低気圧であります。 雨が止んだあとも、強い風が吹き荒れている中、午後からでも出社しようなどと正気の沙汰ではありません。 むしろ、台風のような強力な低気圧ではなく、通常の低気圧でも、体調不良を理由に休んでいい筈であり、休む権利がある筈なのです。 出勤のために、職場の近くのホテルに泊まるなどというおろかしいまでの勤勉はもう辞めて、ちょっとした低気圧で家から出ないことを常識にしようではありませんか。 とはいっても、いまだに、仕事熱心が美徳とされる前近代資本主義的価値観は根強く日本人の心にカビのように根を張っており、すぐに塗り替えることは不可能に近い現状はあり