GPSユニットの使途について熟考する ソニーのGPS-CS1Kは、平たく言えば"位置情報記録装置"。GPS衛星から現在地を割り出し、15秒間隔で経度/緯度/時刻データを内蔵の32MBフラッシュメモリに記録する。駆動時間はアルカリ電池使用時で約14時間、衛星を捕捉し続けているかぎりは"いつどこにいたか"がほぼ正確に記録される仕組み。 見た目は根付けか印籠か、ソニー製GPSユニット「GPS-CS1K」 このKOMONOの用途だが、メーカーのWebサイトには釣りやグルメ日記、家族旅行にちょうどいい旨の紹介文がある。ビジネス目的ならば、土地や物件閲覧のデータベース、建設現場の記録写真といった用途が考えられる由。GPSデータを延々記録するという単機能のデバイスなれど、写真のExifデータとして埋め込むことにより、単に"写真の添え物"ではない奥深い使い方が生まれてくる。 メーカーの思惑に忠実である必要