タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

創作と歴史に関するsirouto2のブックマーク (1)

  • 『民話の形態学』

    ロシアの民話を分析しながら、個々の登場人物がはたしている機能を考察すると、一つのパターンが抽象できることを明らかにした古典的な著作。レヴィ=ストロースの構造主義的な神話分析にたいして、プロップの方法はフォルマリズム的なものと考えることができるだろう。ロシアの民話だけでなく、日の民話にもこうした民話の祖形はあるだろう。もっともすべてが「一つの根源から発生した」(170)とは到底いえないだろうが。 プロップは分析にあたって、次の前提から出発した。これはフォークロアに該当するものであり、創作民話にはあてはまらない。 (一)民話における不変数としての不動の要素は、だれがどのように行為したかではなく、その機能である。王が勇気あるものに鷹を与えるのと、魔法使いがイワンに小船を与えることは、同じ機能をはたしているのであり、だれがだれに何を与えたかは、作者のヴァリエーションの才能と舞台の設定によるものに

  • 1