以前このブログの、伊勢崎賢治「武装解除」で書籍「武装解除 -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)」を紹介し、1年国会での伊勢崎賢治氏参考人発言で1年前の衆議院での発言についてコメントしてきました。 その後、伊勢崎氏が以下の本を執筆していることを知り、読んでみました。 内容は、書籍「武装解除 -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)」や1年前の衆議院での発言と重なりますが、それらを再整理した上で、伊勢崎氏の意見を明確にした書籍といえるでしょう。 憲法九条があるおかげで、日本は、自国の始末を自国でつけられない半人前の国家となっていることは明らかです。しかし、幸か不幸か憲法九条を背負っていることは間違いなく、この状況を逆にメリットとできるのであれば、そのメリットは最大限生かすべきです。 アフガニスタンにおいて日本が責任を負った「武装解除」プロジェクトにおいて、伊勢崎氏は最初の頃に責任者を務め、見事