いまやAVでは当たり前のように登場する「潮吹き」。男なら「一度は吹かしてみたい」と思うものだが、その「潮」の正体はこれまで“永遠の謎”とされていた。 潮吹きについて初めて医学的に言及されたのは、1944年に遡る。ドイツ人医師エルンスト・グレーフェンベルクが、性欲を喚起する場所として「Gスポット」を発見。そこを刺激することによって、「ある液体」が膣口から飛び散る現象について言及したのだ。しかし、その液体が何であるかやメカニズムについては解明されなかった。 その後も数々の性科学者がこの謎に挑んだが、愛液があふれ出したものという「愛液説」、膣口からではなく尿道から尿が出ているとする「尿失禁説」など諸説飛び交い現在に至っている。女性外性器8000例の研究をもとに、『日本女性の外性器』という大著を著わした故・笠井寛司博士もまた、「潮吹きとは、尿失禁である」との見解を発表していた。 しかし最新研究によ