iPhoneアプリの開発を実践的に解説する本連載だが、前回の記事からかなり時間が空いてしまった。筆者の都合により執筆のためのまとまった時間が足りなくなったためで、素直に申し訳なく思う。どうにか再開できることとなったので、今度はできるだけ間を空けないようにがんばりたい。 連載が中断されている間、iPhoneとそのOSには、大きい動きが次々とあった。iPadとiPhone 4といった新しいハードが登場し、それにあわせてOSの名称もiOSと変更された。バージョンもiOS 4となり、マルチタスクを始めとする多くの新機能が追加された。 連載は、前回の続きであるARアプリの作り方から再開しよう。不幸中の幸いというか、新たに登場したiPhone 4とiOS 4でもARに使える機能追加が行われたので、それを早速使うことにしよう。 デバイスの位置と向きを特定する ARアプリではカメラ画像の上に、まるで現実か