科学・医療方面の各団体から疑似医療「ホメオパシー」が袋叩きにあっている件について、ホメオパシーを含む代替医療・民間療法を「統合医療」と呼んで推進する「日本統合医療学会」が8月26日、会員宛に理事長の見解を発表しました。人さまの命にかかわるテーマを扱っている団体とは思えない、倫理観と社会性が欠落した内容になっています。 日本統合医療学会(IMJ)は、「全日本鍼灸学会」「日本アーユルヴェーダ学会」「日本ホメオパシー医学会」など19の「IMJ関連学会」を擁する団体で、鳩山元首相に対して統合医療推進を提言するなどしてきました。この学会には、医師等、医療関係者も多く関わっているようです。8月24日の日本学術会議会長談話以降、日本医師会、日本医学会、日本助産師会、日本薬剤師会が相次いでホメオパシーを否定する声明を出すなか、日本統合医療学会は以下のような「見解」を26日付で発表しました。 【日本統合医療