家電製品やフィギュアを載せた神輿(みこし)をメード姿で担いでアキバを景気づけたい−。昨年の無差別殺傷事件や不況で沈滞ムードが続く東京・秋葉原の商店の有志たちが、地元の神田祭(五月七−十五日)を前に、オリジナルの「秋葉原神輿」を作って担ぐ。 神輿に載せるのはテレビやパソコン、鉄道模型、フィギュア、CD、電子部品など。前にライブカメラを設置し、担ぎ回る秋葉原の風景をパソコンモニターに映し出す。 初めて繰り出すのは神田祭を十一日後に控えた四月二十六日の日曜。神田祭をPRするプレイベントとして秋葉原UDXビルの周囲や神田明神の境内を練る予定。メードカフェで働く女性や商店の店員らがコスチュームやユニホーム姿で担ぐ。