エーゲ海を渡り、ギリシャ・レスボス島にたどり着いた移民や難民(2015年11月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/BULENT KILIC 【11月22日 AFP】カナダのメディアはこのほど、政府文書の報告として、同国が年内に約2万5000人のシリア人難民を受け入れる計画を来週24日にも公表すると伝えた。フランス・パリ(Paris)で起きた同時襲撃事件の首謀者が難民を装い欧州に入国した可能性が指摘される中での報道となった。 報道によると、カナダ政府は12月1日から、1日あたり約900人のシリア難民をヨルダンから同国の都市モントリオール(Montreal)とトロント(Toronto)に飛行機で移送する計画で、オンタリオ(Ontario)州とケベック(Quebec)州の軍事基地で一定期間滞在させるという。同計画の予算は今後6年間で12億カナダドル(約1100億円)と推計されている。 同国のジ