ミャンマーでは、貧しい子どもたちが通う寺子屋で、ソーラーランタンが活用されています。寺子屋の建設や運営支援をおこなっているメコン総合研究所の副所長・岩城良生さんに、これまでの成果と今後の活用の可能性をうかがいました。(対談日:2013年7月16日) 寺子屋支援に力を入れているメコン総合研究所 岩城 : NPO法人メコン総合研究所(以下、GMI)は、2006年11月にメコン地域の若者の未来を応援するために設立された団体です。特に、公立学校に通えない子どもたちのためにお寺が運営している"寺子屋"の支援を中心に活動しています。寺子屋はミャンマー全体で2000ヶ所ほどありますが、屋根があるだけの吹きさらしの教室だったり、お坊さんの生活スペースの一部を教室として使っていたりなど、設備は立派なものとはいえません。そこでGMIは、校舎の建設をし、必要な運営サポートを継続的に行なっています。7年間で校舎を